ユーピーアール株式会社

理学療法士の知見を活かして、製品の活用効果を明確化する。

  • ありたい姿・目標の設計
  • テクノロジー評価設計
  • オペレーション構築サポート

現場実証

Labで複数のテクノロジーを比較検討し、選定したサポートジャケット。理学療法士の知見を活かして、製品の活用効果を明確化しました。
Labでの検証評価では、理学療法士のスタッフが装着前後の姿勢変化を観察・分析したところ、常時同じ動作の介助をする際に特に効果的であると分かりました。
その結果、開発企業は自信を持って製品を勧めることができるようになりました。

現場実証のストーリー

現場実証のストーリー
Labでの検証評価によって介護現場への導入に自信が持てた

Labでの検証評価によって介護現場への導入に自信が持てた

SIDE:開発企業

アシストスーツは、弊社の祖業でもある物流事業の現場で、得意先の荷物の積み降ろしなどハードな作業の際に作業者の身体や腰への負担を軽減できないかというニーズが生まれ、2010年に東京理科大学とマッスルスーツの共同研究に着手したのが始まりでした。2014年から本格的な事業展開をスタートし、当時の課題であった「重くて高い」を解決するため、「軽くて安い」アシストスーツの開発を自社で進め、2016年「サポートジャケットBb+PRO」、2018年「サポートジャケットBb+FIT」、2019年「サポートジャケットEp+ROBO」、そして2020年に「サポートジャケットBb+PROⅡ」が完成しました。

Future Care Lab in Japan(以下、Lab)とは、展示会でスタッフの方から訪問入浴介護での介助者の腰の負担軽減対策についてご相談いただいたことがきっかけで、仕事を一緒にするようになりました。まずはSOMPOケアの施設で試験導入してもらい、コスト面や長時間装着した時の蒸れなど実際に着用した現場の方からの意見を反映し、より快適かつ低価格で、きちんとアシスト感を得られる商品を目指して「サポートジャケットBb+PROⅡ」の開発に取り組みました。現場での実証評価後はLabの主導でSOMPOケアの他施設へ製品情報を展開してもらいました。Labでの検証評価によって必要と判断された製品情報を、的確に共有するシステムは素晴らしいと感じました。

サポートジャケットBb+シリーズは現在、累計17,000台を販売し、製造・物流・農業の現場をはじめ、多くの介護現場でも導入され活躍しています。最近では海外からのオーダーも増えてきました。今後は、より気軽に使えるアシストスーツを開発して、作業用衣類として普通の店で買えるようになればと考えています。

Labでの検証評価によって介護現場への導入に自信が持てた
現場の声や専門家の知見など複数の視点が検証評価に重要

現場の声や専門家の知見など複数の視点が検証評価に重要

SIDE:Future Care Lab in Japan

介護施設から、ずっと屈んだ姿勢で行う入浴介助や、ベッドから車いすへの移乗介助などの腰痛負担を軽減するツールはないかという現場のニーズがあり、いろいろ探した結果、サポートジャケットBb+シリーズにたどり着きました。

まずLabで効果検証を行いましたが、筋肉運動をサポートするようなテクノロジーではなく、第2の背骨となって正しい姿勢に導くツールなので、評価方法の検討に苦労しました。理学療法士のスタッフに装着前後の介助動作を見てもらい、姿勢の変化を評価することにし、その後、実際の訪問入浴や施設での介助についても実証評価を行いました。その結果、入浴~排泄~移乗など複数の業務を連続して行う場合、装着していると違和感が生じるが、入浴介助が連続する場合など常時同じ動作をする場合には有効であるという評価になりました。

複数の介護施設や訪問介護での実証評価を経て、一定動作の介助限定で導入可能という条件で各施設に情報展開しています。今回の案件では、現場の声や理学療法士の知見など複数の視点から検証評価を行うことの重要性を再確認することができました。

掲載内容は2021年9月時点のものになります。

開発企業の方からのメッセージ

開発企業/ユーピーアール株式会社

サポートジャケットに関して、介護業界には思うようにPRが進んでいませんでしたが、Labとのコラボレーションで介護施設に導入できたおかげで、自信を持って製品をお勧めすることができるようになりました。また、サンプル品の貸し出しについても、とても丁寧に、返却までしっかりご対応いただきました。介護業界は重労働が多いという情報もよく耳にしますが、Labの真摯な取り組みは、そういった環境改善に新風を吹かせる気概を感じています。

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